春先の布団の中の温もり

東京生まれ東京育ちの社会人のひとりごと。

Monsterを観終わった

観終わった!やばかったぞ、長いな〜と思ってたけどなんだかんだかなり面白かった。

 

やっぱりこの時代のアニメ、2000年代らへんってまじで暗くて陰鬱な雰囲気が最高だよな〜。

HUNTER×HUNTERとかハガレンの旧アニも、その時代感あってめちゃくちゃいい。

 

Monsterは、観てた時は後半間延びしてる感があって長く感じたんだけど、細かい伏線とか多くて、ジグソーパズルのピースを1つ1つ小出しにされてるような焦らし感があった。これが好きな人もいるのかも。

というかこの辺のアニメって今だと冗長に感じるくらい丁寧にストーリーを作ってて、一人一人の心情描写とか伏線とかも細かく描いてるから、どうしてもこうなるんだろうな。

 

Monsterは伏線とか気になること多かった割に自分では回収理解しきれず、ちょっともやもやも残っててもう一回観たいかも。

浦沢直樹がめちゃめちゃすごいということがわかる漫画。結局ヨハンの時間はアイデンティティが崩壊した子どもの時で止まってて、子どものままだったんだなと思う。

 

自分でいろいろ考える間もなく考察とか読んじゃったから、理解しきれないまま情報だけ過多に入ってきて消化不良ではありつつ、観てよかったアニメでした。

観てよくなかったアニメって今までになかったけどな。

 

そういえばこの前会社の若手交流会みたいな席で、アニメ好きという中国人の女性社員の方に対して「2000年代らへんのアニメって暗いどろどろじめじめした雰囲気があって好きなんですよ〜」って話してたら、「もしかしてHUNTER×HUNTERですか?」って言われて泣いた。

そうです、まさにHUNTER×HUNTERのこと考えながら喋ってます、一番好きです、って。

 

この情報だけでわかるのすごすぎて、わかってもらえることが嬉しくて、他人を理解するなんてできないって、分かりあうことなんて無理って思いつつ、あーやっぱりわかってもらえるっていうことはこんなに嬉しいことなんだなあと思い出した。そんな経験でした。

Monsterを観てたらBlood+を観たくなったので、次はこれを観る。